2018/11/22 「超」整理法―情報検索と発想の新システム (中公新書) 野口 悠紀雄
職場のパワハラ元上司に「読め!」と勧められた本です。
これは読んで良かったです。(勧められ感謝です笑)
まず、最初から「確かに!」「なるほど」「うんうん」と納得しながら読むことができました。
私自身が薄々感じていたことがわかりやすく指摘されており、非常に納得できました。
とにかく以前の職場では、非常に多くのことをテーマとして整理しなければならず、一つ一つのテーマがどのように枝分かれするか、他のテーマに組み込まれるか、どのように発展するか、ということが分からず、しかも頻繁に発生ししたため、どのようにまとめれば良いのかわかりませんでした。
以前のあの資料はどこへいってしまったのか、捨ててしまったのか。もうパニックでした。本書に示されている失敗例にことごとく当てはまるようなことを、たくさんしていました。
本書を読み、そもそも”分類する”ということに無理があったのだと気付きました。
”時間順に並べる”ということを推奨しており、これは本当に試してみたい。
クローゼット内の服の掛け方と同じ方法でした。押し出しファイリング方式!
建築の担当案件が複数になった場合でも通用するのか、収容場所に限りがある場合、どこまでこの”「超」整理法」”が成り立つのか、「やってみたいな!」と思います。
パソコン内データの保存方法にも言及されていますので、これも通用するか試してみたいです。本書が書かれたのが1993年ですので、少し機能が異なりますが、基本的に通用すると思います。
野口先生の指摘されている当時から見た未来の予想は、現在において非常に合致しています。
単純作業、肉体労働よりも情報を効率的に操作する創造性のある仕事が求められています。(良いか悪いかは別として、単純作業、肉体労働は外国人にやってもらおうというのが今の日本の流れでしょうか?)
求められるというより、創造性のある仕事ができる人材でないと、この先生きていけないように思います。なんだか強い危機感!
高校生、大学生時代くらいの人におすすめしたい本でした。(当時の自分に強く勧めたい!)
繰り返しまた読みたい!
[下記メモ]
・情報の一元化 ポケット一つの原則
・時間順に並べ、使わないファイルは処分の検討「押出しファイリング方式」
・野口悠紀雄先生本 他チェック 続・「超」整理法、「超」整理法3など
・思いついたら即座にメモ!ネタ帳は手帳にする?
・自分の手帳改革 サイズはA5? バイブルサイズ?