2015/6/28 CHILDREN OF MEN 邦題「トゥモロウ・ワールド」
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2007/03/21
- メディア: DVD
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映像は確かにすごかった。
評判通りの6分を超えるワンショット撮影は、臨場感に息を飲みました。
あと、序盤の主人公の脱力感というか、虚無感の表現もその世界観をよく表していたと思います。
2027年という近未来の世界としては、車のフロントガラスに文字が出てきたり、バスの側面に表示される液晶広告のようなものにリアル感が有りました。
世界観は好きでした。
ただ、ストーリーとしてはもう少し、なんで子どもが産まれなくなったのか、他の国では今どのようになっているのか、という背景部分が知りたいかなと思いました。
たぶん、この映画で背景的な話は重要ではないんだろうけど、人物関係や組織同士の関係の把握に苦しみました。
政府の公式見解などが分かれば、軍の行動から矛盾を感じることができたり、もっと入り込むことができたかなと。
最後も、この後どうなるのか全く分かりませんでした。(多分希望は残ったのかなー)