2015/9/23 The Girl with the Dragon Tattoo (ドラゴンタトゥーの女)
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2012/11/21
- メディア: DVD
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何の前知識もなく、手に取った映画でした。
雑誌記者のミカエルと、龍のタトゥーの入った女の物語が進行し、途中から二人が合流して物語は進行します。
それまでは、二人の物語がどのようにして一緒になるのか見当もつきませんでしたが、女の荒んだ生活を際立たせることを意識して、リスベットがレイプされている描写やそこそこ犯罪っぽいことに手を加えている描写がされているのかとも思います。
映画の最初から思っていたことですが、とりあえず登場人物の名前が覚えにくい。北欧のあまりなじみの無い名前というのも理由かもしれませんが、主人公の名前を覚えたのは割と物語が進行してからでした 笑
また、大物実業家一家の名前と顔もなかなか整理できず、みんな同じ顔に見えてしまった 笑
内容も『ダヴィンチ・コード』同様、少し宗教(キリスト教)がらみの話が出てきてしまうとついていくのに苦労してきます。
終盤はリスベットの活躍なしには話は進展しませんでした。演技も上手く不思議なキャラでもあり、引き込まれる印象でした。
最後、普通の“女の子”になれるのではないかとの期待もありましたが、打ち砕かれてまた夜の街に消えていくのかな。という描写で終わりましたが、どうなるのでしょうか。
ミカエルは命の恩人なのだから、リスベットを見捨てないで上げてほしいです。また一緒に仕事をするなどして。
リスベット役の人は、Patricia Rooney Mara といって、調べたらとても綺麗な女性の方なのですね。
ダニエル・クレイグといい役者の演技は良かったと思います。
個人的には、どちらかの物語にもっと重点を置いて欲しかったかなと思います。(原作をしらないからこう思うのかもしれませんが...)
“訳ありな大物実業家一家の裏側の真実”なのか、“龍のタトゥーの入った女”なのか。
どちらも濃ゆいので、どちらにスポットを当てても面白くなると思います。